【番外編】18きっぷで岩手周遊(後半)

18きっぷ

7時半の電車で出発。目指すは一ノ関です。前日にいろいろ調べた結果、ベタな周遊観光をすることにしました。まずは一ノ関駅に荷物を預けてバスで厳美渓へ。

なかなか昭和です。

夏の川は見ていて気持ちよいです。暑いですが。

ここの名物は空飛ぶ団子。桶にお金と注文書を入れると団子が運ばれてくる、テレビで見たことあるやつ。

滞在中、何組もの観光客が買ってました。考えた人すごいなあ。試してみたくなるもんね。

バスで一ノ関駅に戻って今度は18きっぷで平泉へ。

平泉は世界遺産の中尊寺金色堂とかがある街です。

調べるまで岩手の地理が詳しくなかったので、オガールのついでに立ち寄れるとは思ってませんでした。

下調べをしてなかったので平泉駅に着いて観光案内所でおすすめの周り方を教えていただきます。平日で周遊バスは運休なので徒歩かレンタサイクルか迷っていたのですが案内所の方の話を聞いて結構移動距離がありそうだったのでレンタサイクルを使うことにしました。

駅を出てすぐのところで借りられます。電動と普通ので差額が100円だったので電動にしました。4時間800円。係りの方が親切に回り方などを教えてくれます。

まずは庭園が見事な毛越寺。

庭園はもちろん美しいのですが、とにかく松や紅葉などの植物がきれいで迫力があります。

個人的には「遣水」が巧みで好みでした。

紅葉の時期は見事でしょうね。混みそうですが。

お次はいよいよ中尊寺。なかなか距離はあるし、多少アップダウンもあるのでレンタサイクルは大正解でした。電動だと楽ですがなくても大丈夫だと思います。ただ徒歩は夏はやめた方がよさそうです。思ったより岩手暑いです。

中尊寺は金色堂まで800mほど坂を登ります。

ここも松がお見事。樹齢どんだけですかね。

金色堂はアクリルガラス越しだと知ってはいたのですがやはり物足りないですね、正直。ただ柱の螺鈿や蒔絵の装飾は綺麗だったなあ。

金堂の内部は撮影禁止です

さて、見たいものは見たのでさくっと駅に戻ります。というのもまだ行きたいところがあるのです。平泉での滞在時間によっては行くのをやめようかとも思ったのですが、毛越寺と中尊寺を見終わった時点でちょうど電車に間に合いそうだったので行くことにします。

再び一ノ関へ。

ここでしばらく時間があるので軽く昼食を取って電車を乗り換えます。

乗ったのは大船渡線。行き先は猊鼻渓。ここは駅近で川下りができるのです。あまり自覚はなかったのですが、私はどうやら川下りが好きなようで、どうしても行程から外せなかったのです。川下りは1時間半かかるのと、電車の本数が少ないので組み込むとその日のうちに東京には帰りつけないのでかなり迷ったのですが、せっかく来たので行きたいところは全部行く!ことにしました。

川下りは定期便がこの時期は1時間ごとにあるので15時の便を目指します。駅に到着は14時46分予定が数分遅れたので結構ぎりぎり?ただ他にも何人かいたのでたぶん大丈夫。

舟は満員近くのお客さんで埋まります。すでに1隻先に出発していたみたいです。天気に恵まれたので川下りにはうってつけの日ですよね。

厳美渓はまあきれい、って感じでしたが、猊鼻渓は岩の高さが半端なく、来た甲斐がある景観が広がってました。思ったほど涼しくはないですが、静かな川をゆっくり進むのはとにかく気持ちいいです。

冬はこたつ舟になるそうで雪景色も見てみたいなと思いました。大満足でした!

船頭さんの話によると、国内に18か所ほど川下りがあるらしいです。調べてみたのですが18か所見つかりませんでしたが、全部制覇したくなりました。この話は機会があれば改めて書きたいと思います。

さて三度目の一ノ関。改札外のコインロッカーにキャリーケースを預けており、最速の乗り換えは間に合わないので、ここで軽く夕食を取り電車を待ちます。

19時前の電車を乗り継ぎ仙台へ向かいます。

宮城出身の漫画家、石ノ森章太郎のイラストが施された電車

先に書きましたが、厳美渓、平泉、猊鼻渓を周ると決めた時点で東京にはその日のうちに戻れないことが決まったので、どこかでもう一泊するかで迷ったのですが、ビジホより高速バスの方が断然安かったので、夜行バスで帰ることにしました。

盛岡と仙台のどちらかも迷ったのですが、仙台の方がバスの時間まで暇つぶしできる場所がありそうだったので仙台にしました。

早朝バスタ新宿に到着です。お疲れさまでした!

 

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