【番外編】18きっぷで岩手周遊(前半)

18きっぷ

暑いですねえ。あまりの暑さで東京を脱出したくてたまには山以外の目的で出かけることにしました。涼しさを求めるなら北に向かうのが自然ということで、あとは18きっぷで行けるところ、といろいろ調べてみました。

本当は東北で唯一訪れたことがない山形に行ってみたいのですが、山形に行くとなると月山に登りたいし、リゾートしらかみに乗って白神山地も行きたい。さらに青森も見て回りたいところがたくさんあって、ルートを組んだら1週間くらいの行程になってしまいました。今の気分としてはもう少し気楽に行きたい。

ということで山形~青森は次に取っておいて、前からちょっと気になっていたオガールに行くことにしました。

オガールは岩手県の紫波中央駅前にある複合施設。

町役場、図書館、マルシェ、ホテル、病院などを駅前に集約。国の補助金に頼らない公民連携の事例として多くの自治体が視察に訪れています。興味のある方はネットでいろいろな記事が紹介されているので見てみてください。

とりあえず、宿泊施設であるオガールインの空室が7月25日の時点で翌日にあたる26日にしかなかったので、とりあえずオガールを目指して翌朝出発し、その後の行程は行きの電車で調べながら決めることにしました。

26日朝、6時前に新宿を出発します。寄り道せずに17時前に紫波中央駅に着くルートです。赤羽から宇都宮まではいきなり一番長い時間乗ることになるのと、首都圏の朝は通勤客で混みそうなのでグリーン車を使います。ビューカードでSuicaをチャージして使っていれば貯まるJREポイント400ポイントでグリーン券に交換できるので赤羽に着くまでの間にスマホで手続きします。

グリーン車は空いてて快適。約2時間弱、早起きしたので睡眠を取りながら電車に揺られます。

コンセントとWiFiがあるといいのに

宇都宮からは30分~1時間程度の中途半端な乗車が続きます。まあ平日で空いてるのでそんなに苦ではないです。

そしてスマホの乗換案内があるので本当に便利。1分前にはバイブで知らせてくれるので寝過ごすこともないですしね。学生の時に紙の時刻表を手にハラハラしながら大阪から東京に向かった時とは雲泥の差です。途中もスマホでネット小説読んでたらあっという間ですしね。資格試験の勉強とネット小説が今回の旅のお供です。

そんなこんなで仙台に到着。最短の乗換え時間は約30分ですが、1本遅らせてランチを取ることにします。

駅構内に牛タンとお鮨のストリートがあるみたいなのでそこに行くことにします。どちらにするか迷いましたが、その時は牛タンの気分だったので「たんや善治郎」に決定!

2020年にリニューアルオープンしたみたいですね

豪華なお肉もありますが、好物の牛タンは安いのも大好きなので普通ので一番少ない3枚にします。

タンが分厚い!そして普通のでも十分柔らかくて美味しい。テールスープも出汁が出ていてちょっと濃いめの塩気がまた合います。満腹、満足。

まだ時間があるのでこれまた大好物の萩の月を買いこみます。呪術廻戦でお馴染みの喜久福も買いたかったのですが要冷蔵だったので諦めました。すぐに食べるには牛タンで満腹すぎて無理でした。1個単位で売ってくれると嬉しいのですが。

仙台からは約1時間前後の移動が3本。17時半頃に紫波中央駅に到着です。オガールは駅のすぐ前。

駅前のオブジェ

広場を中心に周囲に回廊のようにテナントが立ち並んでいます。

デザインもシンプルモダンで今風。

周辺の街並みもきれいに整備されていました

学生さんたちが広場のベンチでおしゃべりしたりダンスの練習なのかな?をしたりと憩いの場としてきちんと機能してるみたいです。

宿は2階建てでエレベーターはなし。

廊下のデザインも素敵

スノーピークのショップが併設されています

部屋は狭いですが天井が高くて閉塞感がないです。

ただ壁が薄くて、隣室でweb会議なのか電話なのかでしゃべってる声がずっと聞こえていたので耳栓しました。耳栓はテント泊でも必需品なので常に持ち歩いていてよかった。

思ったほど東北は涼しくなくて汗をかいていたので大浴場を利用しました。他に誰もいなくて快適でした。

朝食は予約サイトの口コミによると地元の食材が使われているとあったので期待していたのですが、そこまででもなかったかなあ、という感じです。普通のビジネスホテルの朝食って感じでした。冷食と一目でわかるチキンナゲットがあるとなんかがっかりしちゃうんですよね。少しコストかけてでも地場のものを出して、帰りに土産としてマルシェで買いたくなる仕掛けにしてほしいなあと思いました。

朝食を終えたら出発です。

後半に続く。

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