190525-26瑞牆山 初日

テント泊

実はまだ風邪が完治していなかったりします。もう3週間なのに。。。
とは言っても軽い咳だけなので山には行けるレベルなのですが、さすがに5月3日以来それこそ3週間のブランクがあるので、ゆるめの山歩きから復帰しないとなあ、と。

そんな時はたいてい高尾山か陣馬山あたりでリハビリするのですが、5月としては異常なほどの気温の高さ!
昨年、6月上旬に高尾山登った時にでさえもうムリ!と思ったのに、今年の気温の高さから考えると標高上げないとヤバい。

あとはですね、ほんと4月の異動してからずっと仕事が忙しい上に、人間関係いろいろ面倒な消耗戦を強いられていたのが、ようやくなんとかひとまずまとまったのが24日金曜の夜ギリギリ。神経すり減らしてて、帰宅したらフラフラ。

ロングスリーパーな身としては、この状況だと土曜はゆっくりして日曜に山に行くのがベスト。

でも今週末は絶好の好天気ですよ。そして仕事で気を張り続けた心をリセットしたい、ということで選んだのはGWは積雪で諦めた瑞牆山、というかメインは富士見平小屋でのテント泊。

金峰山は昨年2回行ったのですが、日程とかもろもろの都合上瑞牆山までは立ち寄れず、行かなきゃと思い続けてたのです。
そして昨年金峰山からの帰りに立ち寄った富士見平小屋の水の美味しさが印象に残っておりまして、泊まりたいなーと思ってたんですよね。

韮崎→瑞牆山荘までバスでアプローチすれば富士見平小屋までは1時間登るだけ。それならば疲労回復が十分ではない土曜でも行けそうかなー、と。
土曜はゆるく行って、瑞牆山には日曜の早朝にアタックすれば土曜はヘロヘロでもなんとかなりそう。

それにしても帰宅して家事済ませながらの荷造りはしんどい。21時過ぎに帰宅して7割ほど終えたところですでに0時回ってたので無理矢理就寝。
その代わり朝5時過ぎに起きて洗濯しながらなんとか荷造りを終えて無事予定通り出発。

しかしロングスリーパーの5時間弱の睡眠は当然足りないわけです。しかもその前の平日は睡眠時間はじめいろいろな疲労が蓄積しており。睡眠不足のツケが来てしまいました。。。

乗換えの駅を乗り過ごした。。。

都内から瑞牆山にアプローチする最寄りの鉄道駅の韮崎まではそれなりの距離、時間がかかるわけで、乗換えミスはなかなか致命的。
諦めて自宅に引き返すか?という考えが一瞬頭をよぎりましたが、いやいやもう少し考えろ、と思って思い出したのが前日の下調べ。

昨晩、ヘロヘロな自身の体調を考慮して在来線のみと有料特急を使う場合の交通手段を調べて、有料特急だとどれくらい遅く自宅を出発できるのか調べたんです。結果、特急使っても20分くらいしか時間差がなかったので、在来線で移動することに。

そのおかげで特急を使えばリカバリーできるのでは?と思って乗換案内アプリで調べたら期待通り!急ぎ、特急の駅までの電車に乗り込みました。

さて、次の問題は特急の座席の確保です。
移動してる間にえきねっとで特急予約すればいいや、と思ったのも束の間、VIEWカードを持ってきてないじゃーん!
というのも、JR東日本のウェブ予約サイトであるえきねっとは通常の場合、発券には事前登録してるクレカが必須なのですが、今回は使う予定がないため事前登録してるVIEWカードは持ってきてなかったんです。
仕方ない、指定席券売機でVIEWカード以外のクレカで買うしかないのか(ポイント還元率がVIEWカードに比べて低くなるというだけの理由ですが)、とテンションが下がりかけたのですが、諦めきれず検索してみるとなんと中央本線はチケットレス対応してる!
しかもチケットレスだとなんと通常買うより特急料金が300円割引!!新宿→甲府の場合、特急料金が1550円から1250円に!

さらにさらに、チケットレスだとあらかじめえきねっとに登録してるクレカで支払い=VIEWカードで支払えるのです。もちろん有料特急は在来線のシートの乗り心地とは比べものにならないほど快適といいこと尽くし。在来線オンリーでアプローチするよりはもちろん高くはつきましたが、お得な情報を知れたのでチャラになった感満載です☆

さてここで、JR東日本のえきねっとでのチケットレスサービス利用にあたっての注意点を整理しておきますね。
ひとつ目は、チケットレスサービスを利用するにはモバイルサイトからでしか予約できないこと。PCサイトからでは予約できないので必ずモバイルサイト()からアクセスしてください。
二つ目は、メニュー画面でチケットレスサービスから予約すること。
通常の特急予約からだと発券が必要になってしまうのでお間違えのないように。

そんなこんなで軌道修正したおかげで当初の予定通り韮崎駅からのバスに乗って瑞牆山荘へ。

それにしても空はこれ以上ないくらいの快晴。日差しは強いし気温も高いですが、湿度は低いから極上のテント泊日和です。

平日の疲れにまかせて家でダラダラせずに頑張って来てよかった。道中の田園風景にも癒されましたしね。

さて、ここからはひと踏ん張り。
しかし。
あとあと書きますが、今回はベースキャンプ型のテント泊なのでベースキャンプにさえ荷揚げすればよい上にベースキャンプまでの距離が短い。そしてベースキャンプでの滞在時間が長い。
なので快適さを重視した分、前回の雲取山でのテント泊の時よりザックは重め(12.5kg)。

さらに3週間のブランクがある上に5月としては例をみない暑さ。

……つらいわ!

いやあ、着く頃には汗だくだしヘトヘト。

それでもなんとか到着。テント泊の手続き済ませます。

すでにかなりの数のテントが張られていたのでハラハラしましたが、無事チェックイン。
そしてなんと女性専用エリアがあるとのこと。これはステキ。

周りは混んでいましたが、女性専用エリアは空きがあって、落ち着いた平らな場所を確保できました。

すぐ側には大樹に寄りかかって座るにうってつけの大きな石があってサイコー。

ちなみにファミリー優先エリアもありました。みんなに優しいサイトですねえ。
気持ちのいい場所だとは昨年金峰山からの帰りに立ち寄ったときに思っていましたが、サービスもよいとは。

そして先ほども書きましたが何よりこの富士見平小屋の最大のウリは水の冷たさ&美味しさですよ。ほんとここは水量たっぷりで冷たくて美味しい水が飲み放題。

さらに今回初めて気づいたのですが飲み物を冷やすスペースまである!

さっそく今朝買った常温の白ワインを冷やします。いやあ、やっぱり白はきっちり冷やしたいものです。
この気温で持ち運ぶなら多少温くても美味しい赤がよいかと迷ったのですが、やっぱり白が飲みたくて。
冷やしたのを買っても温くなるしなーと思って当日の朝にセブンイレブンで常温の安い白を買って(前日までに買う余裕なかった&セブンイレブンのワインのコスパはgood)、プラティパスのワインケースに詰め替えて持参したはいいものの、どうやって美味しく飲むか迷っていたのでした。

1時間ほど冷やした頃にお腹も空いてきたのでランチづくりといきます。

今日のメニューはめずらしくカップ飯ではありません。
ネットで見て試してみたかったクスクスカレー。クスクス50gとレトルトカレーで作成。
沸かしたお湯50mlでクスクスを戻して、残りの湯でレトルトカレーを温めます。それだけ。

食べての感想。
うん、クスクスは悪くない。軽いしお湯で戻すのも簡単。
後はひとえにレトルトカレーの美味しさなのでは?今回のはイマイチでした。

後はダラダラ動画を観たり、このブログを書いたりとまったり過ごします。
いつもだと時間を持て余したりもするのですが、今日のヘロヘロな体調にはぴったり。
いやあ、最高。仕事のストレスが一気に吹っ飛ぶというか、思い出しすらしないわあ。ほんとリセットとはこのことですね。

この調子だときっと夜を迎える前に寝落ちするので続きはまた明日。

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