190302鷹ノ巣山~六ツ石山縦走

奥多摩・高尾・陣馬

週末の土日しか山歩きできる時間はないのですが、大抵金曜日は一週間終わったー!って飲んで、土曜日は寝坊して一週間働いた疲れを取るのに費やして、日曜日に万全の体制で山歩きするのが理想です。

しかし、今週末の天気予報は土曜はきれいに晴れマークが並んでいるのに対して日曜は雨マークが。
仕方なく金曜の夜はお酒を控えて早寝をします。

その甲斐あって土曜はまあ気持ちよく晴れましたね。
目指したのは奥多摩の鷹ノ巣山から六ツ石山を経て奥多摩駅コース。

なんでも鷹ノ巣山に向かう稲村岩尾根は奥多摩三大急登のひとつらしいですね。
前日に下調べしてハードな行程になりそうなルートに若干げんなりしながらも予定通り向かうことにします。

奥多摩駅からの東日原行のバスは乗った人全員が座れるくらいでした。

奥多摩駅からバスで30分ほど揺られて到着した東日原バス停。
バス停にはトイレがあるのでここで済ませます。これ以降トイレがあった記憶がありません。

道路を歩いていると正面に稲村岩が。登れるらしいですね。

さて、本当にスタートから結構な傾斜で登りが続きます。

稲村岩分岐に到着。下の写真は稲村岩側を向いたもの。岩だあ。

ここからは本当にひたすら登りです。そして結構斜度がきつい。
私は最近はYAMAPとヤマレコMAPのGPSでログを取っているのですが、そのうちヤマレコMAPには音声アナウンスで時間と高度を定期的に教えてくれる機能があるんです。
そのアナウンスによると10分ごとに100mくらい高度が上がっているらしく、その急斜度ぶりを実感しました。

本当に途中下りが1か所もないです。平坦なところもとても少ない。

もちろん苦しいのですが、個人的には嫌いじゃないです。
なぜかというと、登りの時に下る道があると「せっかく稼いだ高度が・・・!」と損した気分になりませんか?私はすごくなります。
その意味では、この稲村岩尾根コースは登ってきた苦労が全部報われる感があって、悪くないかなーと。

何より、この斜度は夏の遠征に向けてはいいトレーニングになりそう。
私のホームグラウンドはここのブログでも何度も紹介している高尾山~陣馬山でして、コース距離を自在に変えられる意味でいいトレーニングの場ではあるのですが、弱点は斜度がないこと。
なので、斜度がある夏山に向けての足を鍛えるには物足りないのが悩みだったのですが、この稲村岩尾根コースはうってつけの練習場になりそう。ここと丹沢の大倉尾根で鍛えればいい感じに行けそうです。

さて、1400mを超えた頃から登山道の雪が増えてきました。
昨日降ったのかな。山頂に近づくにつれどんどん雪深く。
軽アイゼンは持参していましたが付けるの面倒でそのまま登ります。
ペースこそ落ちたものの、滑って登りにくかったのは凍っていた1か所だけでした。
雪は新雪で水分が多めだったので、踏んだらしっかりグリップできる感じでした。

ひたすら登り続ける道なので、山頂に着くのも突然でした。
なんていうか、いよいよ山頂だぞー、っていう前振りがないっていうか。

山頂到着!眺めがいい!雲が少しかかっていますが富士山もきれい。

こういう開けた山頂は360度動画が映えますねー!

昼食は相変わらずコンビニの菓子パン。この日はローソンで3つほど購入。
中でもこのヘーゼルナッツチョコのパンケーキがめちゃくちゃ美味しかったです。
食感もいいし、ヘーゼルナッツクリームが美味しすぎる。コーヒーとも相性最高です。

さて、ここから六ツ石山を経由して奥多摩駅へと下ります。
長いけど緩やかで快適な下りが続きます。

六ツ石山到着。眺望はちょっと期待外れ。

さて、ここからはただただ奥多摩駅へ下るのですが、途中ルートをうっかり間違えてしまいました。まあ、遠回りというほどではなかったのでよかったのですが。
どこで間違えたんだろう…。

奥多摩駅に到着し、温泉へ。
奥多摩駅の温泉といえばもえぎの湯が有名ですが、混んでいるらしいですね(行ったことはない)。
というわけで、ネットで穴場と紹介されていた「玉翠荘」へお邪魔します。

駅から徒歩4分と好立地。日帰り入浴750円です。

女風呂はなんと地下4階!こじんまりしたお風呂でしたが、誰もいない!
ひとりでゆったりお湯を満喫しました。穴場というのは本当ですね。
私が来た時に登山靴が2足、下駄箱にあったのですが男性だったのでしょうかね。
また、私が駅に向かうときにこちらに向かってくる男性2人がいたので、知る人ぞ知るという感じなんでしょうか。
次回はもえぎの湯に行ってみて、どちらがいいか判断してみたいと思います。

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