180817焼岳

上高地

しばらく更新の間隔があいてしまいました。
でも更新していない間もきっちり活動していました、女性ひとりで登山を続けております。

今回の目的地は焼岳登山のブログを読んで、憧れていた焼岳日帰り登山!

ちなみに憧れるきっかけになったブログはこちら↓

今日という日を忘れずに
【北アルプス】上高地~焼岳 夜行バスで行く日帰り登山
http://bluesky.rash.jp/blog/hiking/yakedake.html

上記のブログに倣って金曜日の夜の「さわやか信州号」2225発に乗車。
翌日はここ最近の山歩きと比べてきつい行程だということは認識していたので、体調は万全にしたつもりです。

上高地バスターミナルに到着したのは朝5時30分過ぎ。
寒い!すかさず上着を羽織ります。

 

焼岳にそのまま向かうのであれば、帝国ホテル前のバス停で降りるのが一番近いのですが、夏休み真っただ中で帰りのバスは混雑が予想されるので、終点の上高地バスターミナルまで行って、帰りのバスの乗車券と整理券を入手することにしました。

バスターミナル到着直後は窓口は開いていませんでしたが、着替えをして戻ってきたら窓口が開いて、数人が並んでいました。

私の帰路予定は当日の16時の松本バスターミナル行。
もらった整理券はこの時点で27番。前日に整理券をもらった人もいるからですね。

最後に水を汲んで、登山口へ出発。
バスターミナルではきれいで冷たい水が汲み放題です、ありがたい!

バスターミナルから登山口へは25分ほど。結構かかりますね。
こんな遊歩道をてくてく歩きます。

登山口到着!

登り始めは普通の山道。30分程は木に囲まれた道ですが、それを過ぎると少し開けてきました。
そして出てきたハシゴ。高所が全く怖くない自分の体質はこういうところはありがたい。

そして時間帯なのか、あまり人もいなくて快適。

8:40ころに焼岳小屋に到着。

ここからは開けた場所でとにかく眺めが気持ちいい!

そして中尾峠を過ぎて少ししたところから岩場が始まります。
持参したヘルメットを装着。ちなみに焼岳小屋でヘルメットの貸し出しもあります。

ヘルメットなんておおげさ、と思う人もいるかもですが、私は女性ひとりで経験も浅く登山するというリスクを負うからには、それ以外のリスク要素は極力排除したいと思っています。

そして、それが正しかったと思った出来事が今回の行程であったのです。

岩場を歩き始めて少しした頃、上から「ローーーック!!!」という声が聞こえてきました。

見上げるとかなり大きな岩が転がり落ちてきていて、その上には団体のパーティが。声の主はその方たちのよう。

本当に幸いにも岩が落ちてくるコースは登山道から外れていて、私を含め前後の人たちにもぱっと見る限り、影響はなさそう。

でももっと下まではわからないので、私も大声で「ローーーック!」と叫びます。

まさか、漫画「岳」で読んだ知識がここで役に立つとは。

岩が落ち切って、誰にも被害がなかったことを確認したからか、上のパーティの方から聞こえてきた声は「大きな岩だったから(足をかけても)大丈夫だと思ったけど、安定していなかったんだ」

これを聞く限り不用意な落石ではなかったのだと思います。

たまたま運よく自分のいる場所に落ちてこなかっただけで、こういう危険があるところに入り込んでいるということはちゃんと認識しなければいけないのだと改めて思いました。

さて、話を戻します。

途中、硫黄を含んだ蒸気が噴き出す口がいくつもあって、硫黄の匂いが漂います。
噴き出しの周りには黄色く結晶化した硫黄が。

硫黄は有毒なので、あまり近づかないように気をつけましょうね。
噴き出している上の方はもちろん、二酸化硫黄といった毒ガスは空気より重いので下の方も注意です(大学化学科出身のたまに役に立つ知識)。

そんな余計な知識は置いといて。
とにかくこの辺から登りがきつい!
あんな高いところ(下画像)が山頂?何時になったら着けるの?と何度も思いました。

最近、楽な山ばかり登っていたので少し体がなまってたなあ。

それでも何とか10時過ぎに山頂に到着。
うーん、眺め最高!

山頂で休憩したのち下りますが、いやーきつい!
焼岳小屋過ぎてからは眺めも単調で、無心でひたすら下りました。

へろへろになりながらも13時過ぎに無事下山。
そのまま上高地温泉ホテルへ。
日帰り入浴の時間に無事間に合いました!
(午後の日帰り入浴は12:30~15:00)

露天風呂最高!沁みたー。

足湯もあります。

ここからはゆっくり河童橋を経由してバスターミナルへ。

きれーい。

そうしている内にバスの時間が近づいてきました。
バス亭に向かうと整理券の番号ごとに並ぶよう指示されます。
その数なんと120番まで!
なんでもバスは3台出るそうで、最初の1台だけが松本バスターミナルに行き、残りの2台は新島々駅どまりでそこから松本に行くには電車に乗り継ぐ必要があるとのこと。

1台には40人が乗れるので、27番の私は無事1台目に乗車。
朝に整理券もらってて正解でした。

途中渋滞で遅れが出たものの、無事松本バスターミナルに到着し、そこからバスタ新宿行の高速バスに乗り換え。
またまた渋滞で1時間近く到着が遅れてちょっと疲れました。

次の日からは久しぶりにひどい筋肉痛。
なんと日曜から今週いっぱい筋肉痛が続き、ようやく通常に戻ったのは金曜日。
なぜここまで引きずったのか…。

ぐだぐだぶりにかなり反省しました。

こんな有様ではテント泊装備背負って赤岳とかなんて行けない…。

いったん、今夏の予定を考え直すことにしました……。反省点が多い。

<行程&費用>
2225バスタ新宿
↓ (さわやか信州号、7250円)
0520上高地バスターミナル
↓(朝食、着替えなどなど、トイレチップ100円)

0650焼岳登山口→0841焼岳小屋→1013焼岳山頂→1142焼岳小屋→1313焼岳登山口

1328上高地温泉ホテル(日帰り入浴800円)

1600上高地バスターミナル
↓ (2450円)
1752松本バスターミナル
1820
↓ (3730円)
2138バスタ新宿

合計14330円+飲食代

コメント

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